2016年7月25日月曜日

23区内には自転車が多すぎる!果たしてそうだろうか?


Q:車道の自転車多くて邪魔じゃない?
A:多くないから邪魔なんじゃない?



人曰く「車道を走る自転車は自動車の邪魔だ」
人曰く「自転車が車道に増えたから危険がました」
人曰く「車道は自転車が走るようにできていない」
人曰く「自転車乗で車道をどう走ればいいかわからない」
人曰く「やっぱり自転車で車道は怖い」


まぁ自転車乗りにだというと自転車乗り、自動車乗り、両方乗り色々な方から色々な言葉をいただく。
なかでも上記は割とよく言われる。

これらの言葉の裏にあるのは、車道での自転車乗り方であり、言葉の裏では車道に増えて自転車ウザイし危ないであり、自転車側から見ても車道に出るのは怖いという事だと思われる。


もちろん自動車側からしたら当然であり車道から自転車がいなくなって欲しいと思うだろう。
だからこそ、僕はあえて言いたい。

車道を走る自転車が増えた事が問題といわれる、これらの解決策は
「車道を走る自転車を増やすこと」
であると。

僕は主に都内を自転車通勤で走るタイプの自転車乗りだ。都内を自転車で走る回数が多いものとして、幾つかの問題を肌で感じている。しかし、それらの問題のうちいくつかは自転車の走る台数が増えることで解決できると思っている。(もちろんすぐに解決するということではないが。)

正確には「現時点では車道上の自転車数が少ないために、様々な整備が後回しにされているに過ぎない」と思っている。

もし、都内を走る自転車乗数が3倍になれば、車から見た場合、散発的に現れる自転車から常に居るものと想定するようになり、道路行政も今より法的にも物理的にもしっかりとした整備が求められ、自転車が車道を走りやすい形のものになっていく。
そうすれば自動車はもちろん走りづらくなるが、その結果として渋滞が増えることになれば、個人の自動車の数が減り公共交通機関、あるいは自転車を選択する人が増え渋滞は緩和される。これはフランス等で立証済みの事例である。

もちろんその形が最善かと言われればそういう事でもないだろうし、その際には今の道交法を守らない自転車が大問題となるはずである。
それでもあえて言いたい。現在の問題は車道上の自転車数が中途半端な故に起きているのではないだろうか?

このまま自転車の利用数が増えればあるいは色々と改善されるのでは?と思うが10年後には都内の自転車乗数は減っていそうな気がするから所詮夢物語なのだろう。

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